わたしが消える

文芸(単行本)
ワタシガキエル
  • 電子あり
わたしが消える
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内容紹介

第66回江戸川乱歩賞受賞作!
綾辻行人氏(選考委員)、推薦。
「序盤の地味な謎が、物語の進行とともに厚み・深みを増しながら読み手を引き込んでいく」

 元刑事の藤巻は、交通事故に遭い、自分に軽度認知障碍の症状が出ていたことを知り、愕然とする。離婚した妻はすでに亡くなっており、大学生の娘にも迷惑はかけられない。  
 途方に暮れていると、当の娘が藤巻を訪ね、相談を持ちかけてくる。介護実習で通っている施設に、身元不明の老人がいる、というのだ。その老人は、施設の門の前で放置されていたことから、「門前さん」と呼ばれており、認知症の疑いがあり意思の疎通ができなくなっていた。   
 これは、自分に課せられた最後の使命なのではないか。そう考えた藤巻は娘の依頼を引き受け、老人の正体を突き止めるためにたった一人で調査に乗り出す。
 刻一刻と現れる認知障碍の症状と闘いながら調査を続ける藤巻は、「門前さん」の過去に隠された恐るべき真実に近づいていくーー。

残された時間で、自分に何ができるのか。
「松本清張賞」と「江戸川乱歩賞」を受賞した著者が描く、人間の哀切極まる社会派ミステリー!

目次

  • 序章 宣告
  • 第一章 身元不明者
  • 第二章 行動監視者
  • 第三章 犯罪当事者
  • 終章 残された時間

製品情報

製品名 わたしが消える
著者名 著:佐野 広実
発売日 2020年09月30日
価格 定価 : 本体1,800円(税別)
ISBN 978-4-06-521120-5
判型 四六変型
ページ数 370ページ

著者紹介

著:佐野 広実(サノ ヒロミ)

1961年神奈川県生まれ。1999年、第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。第65回江戸川乱歩賞最終候補。「わたしが消える」で第66回江戸川乱歩賞受賞。

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