緊急特集 この災厄に思うこと
キンキュウトクシュウ コノサイヤクニオモウコト
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【動画インタビュー】日本SF大賞受賞作家・藤井太洋の最新刊『ハロー・ワールド』!未来が体験できる静かで熱い革命小説が誕生。“ITに詳しくなれそう”な引き込まれるリアル描写には、著者の元エンジニア経験が活きている?タイトルに込めた思いについても語ります。
2012年、ソフトウェア会社に勤務する傍ら執筆した長編『Gene Mapper』を電子書籍で個人出版し、大きな話題となった藤井さん。大幅な加筆修正をした増補完全版『Gene Mapper-full build』が2013年に出版され、『オービタル・クラウド』では日本SF大賞を受賞。その他の著書として『アンダーグラウンド・マーケット』『ビッグデータ・コネクト』『公正的戦闘規範』などがある。本作品の主人公は、「何でも屋」エンジニアの文椎。彼の武器は、ささやかなITテックと仲間と正義感で、その仲間と開発した、広告ブロッカーアプリ〈ブランケン〉が、突然インドネシア方面で爆発的に売れ出すが――。東南アジアの島国で何が起こっているのか? とんでもない情報を掴んでしまった文椎は、第二のエドワード・スノーデンとなるのか? 未来が体験できる静かで熱い革命小説がここに誕生した。
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【動画インタビュー】『わたし、定時で帰ります。』の著者・朱野帰子が描くもう一つの長時間労働――、新作『対岸の家事』。“終わりのない仕事”と戦う専業主婦のリアルを描いたこの作品、どちらかというと男性目線で書かれている?
2009年『マタタビ潔子の猫魂』(MF文庫ダ・ヴィンチ)で第4回ダ・ヴィンチ文学賞を受賞しデビューした朱野さん。著書に、『わたし、定時で帰ります。』(新潮社)、『賢者の石、売ります』(文藝春秋)、『海に降る』(幻冬舍文庫)、『超聴覚者 七川小春 真実への潜入』『駅物語』(講談社文庫)などがある。本作は、家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の物語だ。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される日々。自分の選択が正しかったのか迷う主人公のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、新機軸の「家事」小説の誕生だ。