「私といれば怖くなくなりますよーー。」
書店で働く三角康介は、幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた。
恐ろしい姿をした彼らが恐ろしく、人間と幽霊を区別するためメガネが手放せない。
ある日、書店に冷川理人と名乗る男が訪れる。
「私といれば怖くなくなりますよ」という言葉に心を動かされ、三角は冷川の”仕事”を手伝うことに。
だが、あるバラバラ殺害事件に関係する霊が、祓われる際に恐ろしい言葉を残す。
「ヒウラエリカに騙された」
ヒウラエリカとは何者なのか? なぜ、霊を”騙し”ているのか。
3人の”運命”が交わる時、東京中を巻き込む大事件が起きる。
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