ある、しずかな夜、はなちゃんがねていると、 コトコト コトコト おしいれからものおとが聞こえてきました。 そこにいたのは、まいごのおばけ、まんまる。 はなちゃんは、 かわいいおばけのまんまるの ママがむかえにくるまで、 おしいれでいっしょにまってあげることにしました…… 二人の心温まるやりとりに、思わずほっこり。 かわいい絵、たのしいお話、ほっこりするラストシーン。 ちいさいお子さんと安心してよめる、 はじめてのおばけのお話です。 *4歳くらいから
ひろた だいさく/ひろた みどりともに大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業後、それぞれ絵を描き、小説を書く。2013年より共作で絵本の創作を始める。講談社絵本新人賞佳作(2014年)をへて、『ピカゴロウ』で講談社絵本新人賞受賞(2015年)。翌年、同作でデビュー。