内容紹介
祝! 映画「スパイの妻」、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞!
選ぶべきは愛か、大義か――。
太平洋戦争前夜、混沌する運命に翻弄される男女の愛憎を描く、超一級歴史サスペンスの小説版!
1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中、福原聡子は仕事で満州へ赴いた貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。しかし、帰国後の優作は人が変わったようで、憲兵隊からも目をつけられ始める。満州で何があったのか、夫は何を隠しているのか。優作と家庭の幸福を守るため、夫の秘密を探る聡子が目にした驚愕の真実とは――?
名匠・黒沢清監督がメガホンをとり、主演に蒼井優をむかえ、高橋一生が共演、第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した、映画「スパイの妻」(2020年10月16日全国ロードショー)、渾身の小説版。
製品情報
製品名 | スパイの妻 |
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著者名 | 著:行成 薫 |
発売日 | 2020年05月15日 |
価格 | 定価 : 本体740円(税別) |
ISBN | 978-4-06-519666-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 384ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ドラマ『スパイの妻』(演出 黒沢清)の小説版として著者が書き下ろした作品。 |