イラストで学ぶ 認知科学

イラストデマナブニンチカガク
  • 電子あり
イラストで学ぶ 認知科学
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

1章 認知科学概論
 認知科学
 認知科学のたどった道
 認知科学研究の方法
 モデル
 人間の情報処理モデルと認知科学のスコープ

2章 感覚
 感覚の種類と特性
 感覚信号の伝達
 視覚機構
 聴覚機構
 体性感覚
 感覚の相互作用
 コンピュータによる画像・音声の特徴抽出
 
3章 知覚・認知
 トップダウン処理
 ゲシュタルト特性
 形状知覚・認知
 音声知覚・認知
 空間知覚
 認知地図
 時間知覚
 コンピュータによる音声認識

4章 記憶
 記憶の構造
 短期記憶からワーキングメモリへ
 長期記憶
 宣言的記憶と手続き的記憶
 忘却
 コンピュータの記憶装置

5章 注意
 選択的注意
 焦点的注意と分割的注意
 視覚的注意
 聴覚的注意
 コンピュータによる音源方向推定

6章 知識
 知識の表現と構造
 意味
 概念とカテゴリー化
 プロダクションルールを用いた知識処理

7章 問題解決
 問題空間と方略
 良定義問題の解決プロセス
 推論
 ウェイソンの選択課題
 コンピュータによるゲーム戦略

8章 意思決定
 効用と文脈
 プロスペクト理論
 選好モデル
 葛藤状態における意思決定

9章 創造
 再生的思考と生産的思考
 洞察
 アナロジーを用いた発想
 発想支援手法

10章 言語理解
 自然言語と人工言語
 言語の多層構造とメンタルレキシコン
 単語認知
 統語論的言語産出・理解モデル
 意味論的言語産出・理解モデル
 チューリングマシンとオートマトン
 形式文法
 コンピュータによる自然言語処理

11章 情動
 情動と認知
 情動による身体的変化と測定指標
 情動のモデル
 表情の認知

12章 社会的認知
 対人認知
 顔の記憶と認知
 社会的推論
 態度の変容
 集団の影響

13章 コミュニケーション
 コミュニケーションにおける非言語チャンネル
 説得的コミュニケーション
 コミュニケーションの変容
 インターネットにおけるコミュニケーション

14章 錯覚
 形の錯視
 明るさ・色の錯視
 運動錯視
 錯聴
 体性感覚の錯覚

15章 脳
 脳の構造
 感覚と脳
 記憶と脳
 思考と脳
 情動と脳
 脳における信号の伝達
 脳神経活動計測
 ディープラーニング

製品情報

製品名 イラストで学ぶ 認知科学
著者名 著:北原 義典
発売日 2020年11月30日
価格 定価:3,080円(本体2,800円)
ISBN 978-4-06-521518-0
判型 A5
ページ数 208ページ

著者紹介

著:北原 義典(キタハラ ヨシノリ)

1955年静岡県生まれ。1979 年広島大学総合科学部情報行動科学コース卒業、1981年同大学院修士課程修了、1996年東京大学大学院工学系研究科にて博士号取得。博士(工学)。1981年(株)日立製作所入社。以来、同中央研究所および(株)ATR 視聴覚機構研究所にて音声言語情報処理、感性情報処理、ヒューマンインタフェースの研究に従事。2014年、東京農工大学大学院工学府産業技術専攻教授。2021年、東京農工大学名誉教授。東京都立大学、法政大学、および拓殖大学非常勤講師を兼任。
著書に『謎解き・人間行動の不思議』、『なぜ、口べたなあの人が、相手の心を動かすのか?』、『はじめての技術者倫理』、『イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース 改訂第2版』(いずれも講談社)がある。

オンライン書店で見る