可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい

カワイクッテズルクッテイジワルナイモウトニナリタイ
著・編:鈴木 涼美
可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい
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内容紹介

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目次

目次(抜粋)

はじめに 幸福でふるえたわけじゃない

<第1章>(アタマ良くてかっこよくてセンスがいい)お兄ちゃんが欲しいっ
サブカル男子の魅力にしなだれて
涙の数だけ、つくしてみせようホトトギス
オバサン・ドットコム
ビリギャルなんて呼ばないで
森高センパイ・マキ姉さん
オラオラオラっていう歌あったら売れそう
セルフィーって自慰行為グッズを連想するんだよね
いい店ヤレる店? そりゃ風俗のことだろう
愛の才能なんて、ないの
企業の顔面偏差値
脇役でイケることこそ本物
逆毛の王子様たち
トンネルを抜けると欠陥住宅だった件
不機嫌なコギャルたち
メンヘラの極意
スズミの知らない2.5次元の世界
オザケンなんて聞かないで
非アイドルがモーニングコールして
SMAPがなくとも世界はまわる
おそらく次のアイドルはオムツをして登場する
私の血はりぼんとJ-POPでできている
にこるんビームに殺傷能力はあるか
魅惑の1Q83
ボディはフィールズエグジットしてこそ
SWEET 29 BLUES
冬とデートと愛について書きたかった
紅白の歌声、君に届け。
しずかちゃんよりドラミちゃんになりたい派

<第2章>可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい
ブスの話をしながら食べるのはいつも肉
ミーツー時代の生き方ハウツー
若い女には毒がある(ってだから何回も言ったのに)
おっさんにさよならしている場合ではない
勃起には困らないこんな世の中じゃ
「ふつうの女の子」が褒め言葉になったら君は疲れてる
ナンバーワンよりオンリーワンのあの歌も(一応)男の歌だし
終わりなきミミクリを生きろ
もし野球部のマネージャーがドラスティックにブスだったら
年の初めに男の値付け
後悔はしても反省はしないタイプ
死ニシズムからの解放なんてある?
思想と言う名の服を着て
カッコイケメンに限る、の実態
この世界のクソつまんない女たち
ウッディまで私を見捨てるの
リアルな悲しみよ、こんにちは
夢のホスティーランドは忘却の彼方に

<第3章>刺激的で難しくてオシャレな本と震えたい
「文化女子(笑)」に対する正当なアンチテーゼ
オトコを埋め合わせ、オンナを満たすもの
ARE WE BAD?
勇敢で平凡な「普通の女の子」
金井美恵子になれなかった
愚直な孤独との戦い
ポスカだらけで追悼・橋本治
パーティーの列のクリネックス
理解できぬものと寄り添うこと
沈黙を埋める言葉たち
穴だらけの檻の中で

<第4章>上品でつまんなくてゼツボー的な世界を蹴っ飛ばしたい
カチューシャしてアイフォーンを使いこなしたい
衣領樹をしならせて
ヘアサロン攻防 秋の陣
誰がためにグラスは鳴る
さよならなんて羨ましい
まつ毛の先のフィクションとソーシャル・ネットワーク
厚底の上から見た世界
浅はかな100万円の浅はかじゃない価値

おわりに ファンダメンタルな欲望

製品情報

製品名 可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい
著者名 著・編:鈴木 涼美
発売日 2020年01月31日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-518901-6
判型 四六
ページ数 272ページ
初出 収録作品参照。(収録作品の原稿を加筆・修正した)

著者紹介

著・編:鈴木 涼美(スズキ スズミ)

●1983年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。女子高校生時代はブルセラ少女として過ごし、大学在学中からキャバクラ嬢などを経験、20歳の時にAV女優デビュー。東大大学院で執筆した修士論文は、のちに『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(12年/青土社)として書籍化。新卒で日本経済新聞社に入社し、都庁記者クラブ、総務省記者クラブなどに配属され、5年半勤務した後、作家となる。著書は『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(14年/幻冬舎)、『愛と子宮に花束を ~夜のオネエサンの母娘論~』(17年/幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(17年/扶桑社)、『オンナの値段』(17年/講談社)、『女がそんなことで喜ぶと思うなよ 愚男愚女愛憎世間今昔絵巻』(19年/集英社)など。

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