内容紹介
建設会社社員・飯田功の死体が、自宅近くの崖下で発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断して捜査を終える。だが、海外出張から戻って二日後、2歳の幼子と妻を残して自殺したことに、経済学の理論で事件を解決してきた異色の捜査員・伏見真守は疑問を覚える。行動経済学の「効用」に当てはまらないのだ。人事交流で来日した中国公安部エリート捜査官・王花琳とともに再調査に乗り出す伏見。談合疑惑、建築偽装、裏金問題と、事態は思わぬ方向へ!
製品情報
製品名 | エウレカの確率 経済学捜査と殺人の効用 |
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著者名 | 著:石川 智健 |
発売日 | 2020年02月14日 |
価格 | 定価 : 本体760円(税別) |
ISBN | 978-4-06-518652-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2016年9月、小社より刊行された『エウレカの確率 経済学捜査員VS.談合捜査』を文庫化にあたり改題し、加筆・修正しました。 |