氷の仮面

講談社文庫
コオリノカメン
氷の仮面
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内容紹介

「ずっと、好きでした」

泣いて、隠して、あきらめて。それでも女の子になりたかった――。

『罪の声』の著者がたどりついた「本当に人を愛する」ということ。感動の傑作長編。


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「えっ、真壁君、ほんまにするの?」
「目つむれ」
「へっ? あかん、あかん」
後ずさった翔太郎の肩を真壁君が両手でがっしりとつかんだ。
「深呼吸しろ」
 言われるがままに大きく息を吸って、長く吐いた。その間、お互い顔を見られなかった。(本文p111-112より)

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小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。

製品情報

製品名 氷の仮面
著者名 著:塩田 武士
発売日 2020年09月15日
価格 定価 : 本体840円(税別)
ISBN 978-4-06-518407-3
判型 A6
ページ数 464ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は2014年11月、新潮社より単行本として刊行されました。

著者紹介

著:塩田 武士(シオタ タケシ)

1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、'11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は'19年NHKでドラマ化された。'12年、神戸新聞社を退社。'16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。'19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『雪の香り』『拳に聞け!』『騙し絵の牙』などがある。

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