日本橋本石町やさぐれ長屋

講談社文庫
ニホンバシホンコクチョウヤサグレナガヤ
  • 電子あり
日本橋本石町やさぐれ長屋
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内容紹介

日本橋本石町にある弥三郎店の住人は事情をかかえた人たちばかりだ。気になる相手ができたと思えば出戻りだったり、旦那が勤め先から帰ってこなかったり、あげくの果てには店立ての噂が持ち上がる!
日本橋本石町に弥三郎店と呼ばれる長屋があった。事情を抱えた住人ばかりが住んでいて――。
心温まる江戸人情を描いた連作集。

「時の鐘」
真面目一徹、そろそろ嫁をと周囲から勧められる鉄五郎。そんな鉄五郎に気になる相手が現れたのだが、若くして出戻ったおやすという莨屋の女だった。

「みそはぎ」
おすぎは、老いた母親の面倒をみている。ある日、勤め先の井筒屋に見慣れぬ男が来るようになった。

「青物茹でて、お魚焼いて」
おときの旦那は錺職人。次第に泊まり込みの日数が長くなり、しまいにはひと月にもなった。

「嫁が君」
おやすはずっと旦那が家にいるおひさのことが羨ましい。ある日、この旦那が寄せ場からきた人物だと噂になる。

「葺屋町の旦那」
おすがのかつての奉公先の倅が、弥三郎店にやってきた。どうやらこの倅、わけありのようで。

「店立て騒動」
弥三郎店が店立てに?! 住人は緊急事態にてんやわんやの大騒ぎ。どうにかこの事態をとめられないか。長屋の住人が一致団結して行ったことは。

製品情報

製品名 日本橋本石町やさぐれ長屋
著者名 著:宇江佐 真理 装丁:加藤 愛子
発売日 2020年03月13日
価格 定価 : 本体640円(税別)
ISBN 978-4-06-518954-2
判型 A6
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は2014年2月、小社より単行本として刊行されたものです。

著者紹介

著:宇江佐 真理(ウエザ マリ)

昭和24年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学を卒業。
平成7年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、受賞作を含む連作集『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』で話題を呼ぶ。
平成12年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞受賞。
平成13年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。
「髪結い伊三次」「泣きの銀次」など人気シリーズ多数。
そのほかの著書に『おちゃっぴい』『桜花を見た』『卵のふわふわ』など。
平成27年、逝去。

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