「キリンやカバなどの大きい動物はどうやってねるの?」 「パンダはなんで白黒なの?」 「動物にも性格のちがいってありますか?」 動物に関する子ども素朴な疑問、ふと浮かんだ謎に、旭山動物園元園長の小菅正夫が動物たちと接してきた体験を通して、独特な切り口でこたえる本! 絵は小菅正夫とともに旭山動物園を盛り立ててきた絵本作家のあべ弘士。楽しくわかりやすく表現。
1948年、北海道札幌市生まれ。1973年、北海道大学獣医学部卒業後、獣医師・飼育係として旭川市旭山動物園に就職。飼育係長、副園長などを歴任し、1995年には園長に就任。 就任当初、当時入場者数がどん底にあり、閉園の危機に立たされていた旭山動物園。そこで、これまで描いてきた理想の動物園構想をもとに、水中トンネルでペンギンの遊泳を見せる「ぺんぎん館」など斬新なアイデアを導入することで、今までの動物園のイメージを一新。その結果、月間入園者数日本一を達成し、日本最北の小さな動物園を日本有数の入園者を誇る動物園にまで育て上げた。著書に『生きる意味ってなんだろう?』(角川グループパブリッシング)、『「旭山動物園」革命』(角川書店)など。
北海道生まれ。旭川市旭山動物園の飼育係から、絵本作家に。『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。『ゴリラにっき』で小学館児童出版文化賞受賞。「ハリネズミのプルプル」シリーズで赤い鳥さし絵賞受賞。『どうぶつゆうびん』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。
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