【複雑な造形美を堪能する】
高速道路の巨大構造物=ジャンクションと橋梁を
大迫力の写真付きで徹底解剖!
時には路線を連結し、時には河川や海上に橋をかけ、今日まで延伸を続けてきた高速道路。
本書では、高速道路に欠かせない「ジャンクション」と「橋梁」にスポットを当て、
構造と歴史、技術的観点から、その魅力を徹底的に解説。
道路を支える構造物の知られざる謎に迫る。
【本書の主な内容】
《巻頭グラビア》
ジャンクションの魅力とは?/橋梁コレクション
《PART1 ジャンクション大解剖》
ジャンクション鑑賞の基礎知識
◆西新宿JCT/箱崎JCT/両国JCT/堀切JCT/江北JCT/江戸橋JCT/浜崎橋JCT/有明JCT/東雲JCT(東京都)
◆阿波座JCT/天保山JCT/りんくうJCT/北港JCT(大阪府)
◆大黒JCT/生麦JCT(神奈川県)
◆久喜白岡JCT(埼玉県)
◆久御山JCT(京都府)ほか
ジャンクション空撮5選/ジャンクションの形状/ジャンクション×夜景 撮影テクニック
コラム 高速道路を支える橋脚/高速道路の歴史
《PART2 橋梁大図鑑》
橋梁鑑賞の基礎知識
◆レインボーブリッジ/かつしかハープ橋/五色桜大橋(東京都)
◆新富士川橋(静岡県)
◆名港中央大橋(愛知県)
◆近江大鳥橋(滋賀県)
◆港大橋/天保山大橋(大阪府)
◆神戸大橋/灘浜大橋(兵庫県)
◆大三島橋(愛媛県)
◆関門橋(山口県・福岡県)ほか
高速道路をもっと楽しむために
【ジャンクション(JCT)の例】
◆東の横綱=箱崎JCT(水天宮前駅徒歩すぐ)
駅を出て頭上を見上げると、目前に迫る猛々しい橋桁。
道路が重なり合う複雑怪奇な構造は、八つの頭をもつ怪物、ヤマタノオロチにもたとえられる。
中段にロータリーを擁する特殊な構造にも注目。
◆西の横綱=阿波座JCT(阿波座駅徒歩すぐ)
駅前の交差点に立つと、縦横無尽に駆ける武骨な桁の重なりに圧倒される。
既存の橋脚や橋梁の間をぬって4本もの道路を新設したことで、複雑な交差ができあがった。
【橋梁の例】
◆名港中央大橋
名港トリトンと呼ばれる3つの斜張橋のひとつ。
主塔の柱の断面を八角形にして風の抵抗を減らしている。
◆五色桜大橋
首都高速中央環状線にかかるダブルデッキのニールセンローゼ橋。
アーチ部と補剛桁の間にワイヤーが張られる。
©Kodansha
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