内容紹介
磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。男の子二人のおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく。自然に囲まれた丘の上の一軒家に暮らす作家一家の何気ない一瞬に焼き付けられた、はかなく移ろいゆく幸福なひととき--。著者没後10年。人生の喜び、そしてあわれを透徹したまなざしでとらえた家族小説の傑作。
磊落な浪人生の兄と、気立ての優しい中学生の弟。
男の子二人のおかしみに満ちたやりとりを見守る姉は、間もなく嫁いでゆく。
自然に囲まれた丘の上の一軒家に暮らす作家一家の何気ない一瞬に焼き付けられた、はかなく移ろいゆく幸福なひととき--。
著者没後10年。人生の喜び、そしてあわれを透徹したまなざしでとらえた家族小説の傑作。
製品情報
製品名 | 明夫と良二 |
---|---|
著者名 | 著:庄野 潤三 |
発売日 | 2019年02月09日 |
価格 | 定価 : 本体1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-514722-1 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は、講談社『庄野潤三全集 第九巻』(1974年3月刊)を底本としました。 |