内容紹介
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。80歳を過ぎてますます勁健な筆を奮い、文学の可能性を極限まで拡げつづける古井文学の極点。
目次
- たなごころ
- 梅雨のおとずれ
- その日のうちに
- 野の末
- この道
- 花の咲く頃には
- 雨の果てから
- 行方知れず
製品情報
製品名 | この道 |
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著者名 | 著:古井 由吉 |
発売日 | 2019年02月02日 |
価格 | 定価 : 本体1,900円(税別) |
ISBN | 978-4-06-514336-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 258ページ |
初出 | 「群像」|「たなごころ」…2017年8月号、「梅雨のおとずれ」…2017年10月号、「その日のうちに」…2017年12月号、「野の末」…2018年2月号、「この道」…2018年4月号、「花の咲く頃には」…2018年6月号、「雨の果てから」…2018年8月号、「行方知れず」…2018年10月号。 |