内容紹介
猫まみれ長屋の奥にある祠に、毎朝お参りすることになった溝猫長屋の年長組、十二歳の忠次たち四人。そのお多恵の祠の力なのか、忠次たちは幽霊を感じることができるようになる。桶職人の倅、忠次は「見る」ことが、提灯屋の倅、新七は「嗅ぐ」ことが、油屋の倅、留吉は「聞く」ことができるようになった。将棋盤の職人の倅、銀太だけは何も変わらない。お多恵の祠は、はたして長屋の子供たちの守り神なのか、それとも!?
©Sousuke Watari
製品情報
製品名 | 溝猫長屋 祠之怪 |
---|---|
著者名 | 著:輪渡 颯介 |
発売日 | 2018年11月15日 |
価格 | 定価 : 本体640円(税別) |
ISBN | 978-4-06-513351-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2016年11月に小社より単行本として刊行されたものです。 |