内容紹介
大晦日、王子稲荷に現れた狐火。正月を迎え、三ケ日を過ぎた頃、王子稲荷近くで殺しが起こった。神主と巫女は、女が斬り殺されるのをたしかに見たのだという。探索のため現地に赴いた新八郎だが、肝心の女の亡骸が見つからない。不可思議な事件に、狐の仕業という噂まで広まるが……。南町奉行所内与力、隼新八郎が挑む怪事件。表題作を始め、人の世の情けと理、表と裏を活写する七篇。大人気シリーズ、堂々の第九弾。
目次
- 王子稲荷の女
- 寒紅梅
- 里神楽の殺人
- 柳と蛙
- 夕顔観音堂
- あやかし舟
- 虫売りの男
製品情報
製品名 | 新装版 はやぶさ新八御用帳(九) 王子稲荷の女 |
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著者名 | 著:平岩 弓枝 |
発売日 | 2018年10月16日 |
価格 | 定価 : 本体660円(税別) |
ISBN | 978-4-06-513134-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 336ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は、2001年9月に小社より刊行した文庫の新装版です。 |