内容紹介
秀俊は13歳にして豊臣家を出て、備後国の小早川隆景の養子となる。隆景は秀吉の信頼厚く、毛利家内でも重きをなす人物だ。対面して秀俊は隆景の眼鏡に適い、秀俊も隆景に好感を持つ。翌々年、時代が大きく動く。交戦していた朝鮮との和平交渉が決裂し、再出兵が決まる。秀俊は日本軍の総大将に任じられるが、渡海の準備のさなかに義父・隆景の訃報がもたらされる。初めて感じた親子の情との決別。秀俊は秀秋と改名して出陣する。
秀俊は13歳にして豊臣家を出て、備後国の小早川隆景の養子となる。隆景は秀吉の信頼厚く、毛利家内でも重きをなす人物だ。対面して秀俊は隆景の眼鏡に適い、秀俊も隆景に好感を持つ。翌々年、時代は大きく動きはじめる。交戦していた朝鮮との和平交渉が決裂し、再出兵が決まる。秀俊は日本軍の総大将に任じられるが、渡海の準備のさなかに義父・隆景の訃報がもたらされる。初めて感じた親子の情との決別。秀俊は秀秋と改名して出陣する。
製品情報
製品名 | 我が名は秀秋 |
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著者名 | 著:矢野 隆 |
発売日 | 2018年08月10日 |
価格 | 定価 : 本体920円(税別) |
ISBN | 978-4-06-512589-2 |
判型 | A6 |
ページ数 | 464ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2015年9月に、小社より単行本として刊行されました。文庫化にあたり、一部を加筆・修正しました。 |