被災の思想 難死の思想 【小田実全集】
- 電子のみ
目次
I 阪神大震災、「人災」のなかで怒り考える
1 一月十七日午前五時四十六分
2 「棄民」としての被災者
3 「防災モデル都市」とは何か
4 「足つきの思想」「足つきの文化」
II 大震災を通して見えて来たもの
1 「人災」としての阪神大震災
2 「談合」政治が「棄民」政治をつくる
3 「あちらの世界」と「こちらの世界」
III 二つの「難死」体験
1 「一九九五年」と「一九四五年」
2 大震災「難死」者六千人の重み
IV 「戦後日本」がめざしたもの
1 「殺すな」と「体現平和主義」
2 「湾岸戦争」と「平和憲法」
V 「戦後五十年」後の日本
1 社会党の「転向」と「談合」政治
2 「良心的戦争軍事拒否国家」日本
VI 「日本株式会社」としての「経済大国」
1 「トヨタの国」「ニンテンドウの国」
2 「戦前日本」をいま一度ふり返る
3 「法人資本主義」の「壁」と「大阪イデオロギー」
VII 「被災の思想」を生きる
1 人それぞれの「被災の思想」
2 「平和憲法」の原点としての「市民の防災」
3 「たすけあうこころをしった」
4 「われ=われ=われ……」の「共生」
VIII 「経済大国」のどんづまりで
1 「バブル経済」の崩壊と「日本株式会社」
2 もう一度、被災地に立ち戻って考える
3 「もうだいぶ復興しましたか」
4 「国の復興熱、冷え始めた」
IX 「経済大国」から「人間の国」へ
1 「被災神戸」の「再生」「転換」
2 「人間の国」の科学技術とは
3 沖縄の「難死」「難生」の上の「安保」
4 五時四十六分で凍った時間
付録
「公」的援助金についての私の主張、提言
あとがき
製品情報
製品名 | 被災の思想 難死の思想 【小田実全集】 |
---|---|
著者名 | 著:小田実 |