篠崎芽衣は、バイトに励む普通のフリーター。ある日、掃除の最中にバケツの水を王子様の足元にぶちまけてしまい、お詫びの代わりと芽衣は褐色の王子に初めてを奪われてしまう。けれど、なぜか動揺しているのは王子様の方で……? おまけに、偽の婚約者になって欲しいと頼み込まれてしまい!? 嫌なのに、彼に唇で触れられる度に胸に広がっていくこの気持ちは、蜃気楼なのか、それとも……?