市役所市民課の係長、伊吹誠司は今どき新入社員の狭霧悠介に手を焼いていた。女性職員とあらば誰彼構わずナンパし、市民とも敬語なし! 友だち感覚で話し、挙句の果てに隙あらばサボろうとする始末。上司として我慢の限界を迎えた伊吹は、狭霧を飲み屋に誘ってお説教。だったはずだが、気がつけば、狭霧に唇を奪われてしまった。翌日から、狭霧の熱い視線とセクハラの数々が……。新手の嫌がらせ? それとも!?