亡き豊臣秀吉の側室で秀頼を生んだ茶々。淀と呼ばれ、豊臣家を率いる彼女の前に、徳川家康という強大な敵が立ちふさがる。一族存亡を懸けた”女の戦い”とは。 亡き秀吉の側室で秀頼を生んだ茶々。豊臣家を率いる彼女の前に、家康という強大な敵が立ちふさがる。一族存亡を懸けた”女の戦い”
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。他の著書に『紫匂う』『影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録』『春雷』『山月庵茶会記』『蒼天見ゆ』など多数。