凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論
ボンヨウナゲイジュツカノショウゾウ マクシム・デュ・カンロン
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内容紹介
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目次
- 講談社文芸文庫版への序文
- 『凡庸な芸術家の肖像』への序章
- 『凡庸な芸術家の肖像』第一部
- I 蕩児の成熟
- II 蕩児は予言する
- III 特権者の代弁
- IV 開かれた詩人の誠実
- V 韻文の蒸気機関車
- VI 凡庸さの発明
- VII 旅行者の誕生
- VIII 芸術家は捏造される
- IX 仮装と失望
- X 写真家は文芸雑誌を刊行する
- XI 編集者は姦通する
- XII 友情の物語=物語の友情
- XIII 『遺著』という名の著作
- XIX 自殺者の挑発
- XV 教室と呼ばれる儀式空間
- XVI 説話論的な少数者に何が可能か
- XVII イデオロギーとしての倦怠
- XVIII 新帰朝者の自己同一性
- XIX 日本人の模倣癖と残忍さについて
- XX 才能の時代から努力の時代へ
- 『凡庸な芸術家の肖像』第二部
- I 崩壊・転向・真実
- II 夢幻劇の桟敷で
- III 外面の痛み=内面の痛み
- IV シチリア島の従軍記者
- V ふたたび成熟について
- VI バヴァリアの保養地にて
- VII 徒労、または旅人は疲れている
- VIII 文学と大衆新聞
- IX 変容するパリの風景
- X 物語的配慮とその許容度
- XI 黒い小部屋の秘密
- XII パリ、または数字の都市
- XIII 排除さるべき落伍者たち
- XIV 素朴な政治主義者
- XV 回想記作者の悲劇
- XVI 犠牲者の言説
- XVII 魔女とテロル
- XVIII 性と権力
- XIX いま一つの『狂気の歴史』
- XX 密告者の誕生
- 『凡庸な芸術家の肖像』第三部
- I 母と革命
- II 臆病な話者は何を恐れるか
- III 四輪馬車と鉄鎖
- IV 足の悲劇
- V 旅行靴と風見鶏
- VI 帝国の狩猟地にて
- VII 皇妃と人道主義
- VIII カルタゴと晩餐会
- IX 香具師と逸脱
- X 図書館と劇場
- XI 大衆化という名の事件
- XII 通俗小説の時代
- XIII ミイラと特権
- XIV 警視総監との友情
- XV 犠牲者の言説
- XVI 打たれなかった弔電
- XVII 葬儀のあとで
- XVIII 凡庸な嫉妬の物語
- XIX 敵意を誘発する装置
- XX 黄昏──夕暮どきの言葉
- 『凡庸な芸術家の肖像』への終章
- あとがき
- 解説 工藤庸子
- 年譜
- 註
- 書誌
製品情報
製品名 | 凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論 |
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著者名 | 著:蓮實重彦 |