テロ組織『黒い三角定規』のメンバーだったが、今や仲間から命を狙われているキューティー・オイラー。その潜伏先を知っているという女性が現れた。その女性は記憶喪失になっており、詳しい事情を聴き出せない状況にあったが、じつは数学に精通しているらしいことを、浜村渚が見抜いた。彼女はいったい何者なのか。 人気シリーズ「浜村渚の計算ノート」シリーズの新作・第7弾の1話分を、電子書籍で先行配信します!
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会ОB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー。同作はシリーズ化され、これまでに6巻を数えている。その他の著書として、『双月高校、クイズ日和』『東京湾海中高校』『希土類少女』(いずれも講談社文庫)、「雨乞い部っ!」シリーズ(講談社ラノベ文庫)、『判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件』、「朧月市役所妖怪課」シリーズ(いずれも角川文庫)、「ヘンたて」シリーズ(ハヤカワ文庫JA)、『ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~』(新潮文庫)、『国語、数学、理科、誘拐』(文藝春秋)、『西川麻子は地理が好き。』(文春文庫)がある。