「かるたを続けてたら、また絶対会える」 離ればなれになる新と交わした約束を胸に、中学に入学した千早と太一。千早はかるた仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才ばかりが集まる開明成中学で自分の限界を知り、かるたへの情熱を失っていく。千早と太一の距離は少しずつひろがっていき・・・。末次由紀が描きたかったエピソードをベースに紡ぐ、まぶしすぎる青春かるた小説、誕生!
長野県生まれ。遺跡の発掘や歴史・民族資料の調査研究職にたずさわった後、2003年「業多姫」(富士見書房)で作家デビュー。著書に「源氏物語あさきゆめみし(全5巻)」「平家物語」「竹取物語」(講談社青い鳥文庫)、「好きです鈴木くん!!」「小林が可愛すぎてツライっ!!」(小学館ルルルノベルス)などがある。日本児童文学者協会、日本民話の会所属。
福岡県生まれ。1992年「太陽のロマンス」がなかよし新人まんが賞佳作を受賞してデビュー。2007年よりBE LOVEで連載を開始した「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。