仕事場がいきなり戦場になった・・イランで桟橋工事に携わっていた東亜建設工業の社員と関係者27人は1980年9月に始まったイラン・イラク戦争に巻き込まれる。本書は彼らのイラン脱出から日本帰国まで、「決死の旅」のドキュメント。彼らは開戦後、工事を中断して帰国すると決めるが、トルコ国境付近で何者かの発砲を受け2人が負傷する。果たして無事に帰国できるのか。海外で働くリスクにどう対応するべきか考えさせる一冊
月下の犯罪 一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史
サーシャ・バッチャーニ,伊東 信宏
村が消えた 本田靖春全作品集
本田 靖春
ゴッド・スパイダー
三浦 明博
兵
木下 昌輝
呼び屋一代 マドンナ・スティングを招聘した男
宮崎 恭一
ルパンの娘
横関 大
零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争
神立 尚紀,大島 隆之
ウー・ウェンの毎日黒酢
ウー・ウェン
暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦
志村 真介
35年目のラブレター
小倉 孝保
世界の権力者が寵愛した銀行 タックスヘイブンの秘密を暴露した行員の告白
エルヴェ・ファルチャーニ,アンジェロ・ミンクッツィ,橘 玲,芝田 高太郎
「“右翼”雑誌」の舞台裏
梶原 麻衣子
1933年、旧朝鮮・京城生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科を卒業後、55年に読売新聞社入社。社会部記者、ニューヨーク特派員などとして活躍。とくに精力を傾けた「『黄色い血』追放キャンペーン」では、日本の献血制度確立に多大な貢献を果たす。71年に退社し、フリーのノンフィクション作家となる。84年には、先輩記者・立松和博氏が検察内部の権力闘争に巻き込まれて逮捕され、新聞社が弱体化し変質してゆく姿を描いた『不当逮捕』で、講談社ノンフィクション賞を受賞する。主な作品に『誘拐』『私戦』『村が消えた』『疵 花形敬とその時代』『我、拗ね者として生涯を閉ず』など。2004年12月、多臓器不全のため死亡。享年71