1960年代末から始めた、ニューヨーク、トンガ、ヨーロッパと続いた、世界旅行の最後の地に著者が選んだのはブラジルだった。訪ね歩いたのは、アマゾンの奥地に暮らす人たちも含めた日本人移民一世たちである。彼らは「棄民」とまで呼ばれたが、現在、「血と涙と労苦と汗は、はっきりした形でむくわれつつある」という。そして「この国では、何かが大きくかわろうとしている」と記す。未来大国ブラジルの魅力が見えてくる一冊
国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係
鈴木 宣弘,森永 卓郎
教えない技術 「質問」で成績が上がる東大式コーチングメソッド
西岡 壱誠
教育と倫理
高山 岩男
ハゲタカ 5 シンドローム 上下合本版
真山 仁
バッド・コップ・スクワッド
木内 一裕
大人も知らない 科学のふしぎ 「ののちゃんのDO科学」でサイエンスが好きになる
朝日新聞科学みらい部
VIP 永遠
高岡 ミズミ,沖 麻実也
トラディション
鈴木 涼美
ミステリースクール
講談社,円堂 都司昭,大森 望,佳多山 大地,栗俣 力也,末國 善己,杉江 松恋,千街 晶之,瀧井 朝世,政宗 九,村上 貴史,吉田 伸子,吉野 仁,若林 踏
魂の歌が聞こえるか
真保 裕一
農地立法史研究(上)
広中 俊雄
教養としてのデータサイエンス 改訂第2版
北川 源四郎,竹村 彰通,内田 誠一,川崎 能典,孝忠 大輔,佐久間 淳,椎名 洋,中川 裕志,樋口 知之,丸山 宏
1933年、旧朝鮮・京城生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科を卒業後、55年に読売新聞社入社。社会部記者、ニューヨーク特派員などとして活躍。とくに精力を傾けた「『黄色い血』追放キャンペーン」では、日本の献血制度確立に多大な貢献を果たす。71年に退社し、フリーのノンフィクション作家となる。84年には、先輩記者・立松和博氏が検察内部の権力闘争に巻き込まれて逮捕され、新聞社が弱体化し変質してゆく姿を描いた『不当逮捕』で、講談社ノンフィクション賞を受賞する。主な作品に『誘拐』『私戦』『村が消えた』『疵 花形敬とその時代』『我、拗ね者として生涯を閉ず』など。2004年12月、多臓器不全のため死亡。享年71