戒厳令の夜 下巻

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戒厳令の夜 下巻
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内容紹介

 福岡の大物国士・鳴海望洋と組んだ江間は、学生時代の恩師の娘・冴子とともに、パブロ・ロペス作品の、日本への流入経路について調べ始めた。謎の究明は、スペイン内乱にはじまり、ナチスのパリ無血占領、GHQの日本戦後統治、さらに日本政界の疑獄事件へとつながっていく。筑豊の炭鉱から、タヒチ、チリ人民政府へと移ろう舞台。ドイツから流出したと見られる、幻のロペス作品は見つかるのか! 壮大なスケールの歴史ロマン。


 映画雑誌社に勤める江間は、出張のとき博多のとあるバーで、「伝説中の幻の絵」といわれるパブロ・ロペスの作品を見かける。ロペスは、地方の貧しい人々を描き続けた、スペイン画家だ。彼が国際画壇で無名なのは、50代後半まで一歩もスペインから出なかったことと、その作品が国外に流出しなかったことに起因する。なぜ、日本に? 大学で美術史を専攻した江間の血が騒ぐ。江間は早速、美術品に興味を持つ、福岡の大物国士・鳴海望洋に相談する。バーの絵が本物であることを確認した二人は、江間の学生時代の恩師の娘・冴子をも巻き込んで、パブロ・ロペス作品の、日本への流入経路について探索を開始した。謎の究明は、スペイン内乱にはじまり、ナチス・ドイツのパリ無血占領、GHQの日本戦後統治、さらに日本政界の疑獄事件へとつながっていく。筑豊の炭鉱から、タヒチ、チリ人民政府へと移ろう舞台。ドイツから流出したと見られる、幻のロペス作品は見つかるのか! 壮大なスケールの歴史ロマン。

製品情報

製品名 戒厳令の夜 下巻
著者名 著:五木 寛之

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