内容紹介
皆既月食が二人を消した!? 「奇蹟」の真偽を判定する奇蹟審問官アーサー・クレメンスは、世界を放浪した陶芸家・萬生こと故・五十幡典膳の館を弟の甲斐と訪れた。翌朝、皆既月食を「月宮殿」で観測していた萬生の長男・昭が遺体で見つかり、館に招かれた一人も「万物ギャラリー」にて刺殺体で発見される。推理の果てに浮かび上がるのは、館の秘密の仕掛けか、神の遊戯か? アーサーの眼前に広がるのは……!?
皆既月食が二人を消した!?
陶芸家が遺した不思議な館で見つかった遺体。
二重殺人もしくは奇蹟か?
奇蹟審問官アーサーが「月と館」の謎に挑む!
「奇蹟」の真偽を判定する奇蹟審問官アーサー・クレメンスは、
世界を放浪した陶芸家・萬生こと故・五十幡典膳の館を弟の甲斐と訪れた。
翌朝、皆既月食を「月宮殿」で観測していた萬生の長男・昭が遺体で見つかり、
館に招かれた一人も「万物ギャラリー」にて刺殺体で発見される。
推理の果てに浮かび上がるのは、館の秘密の仕掛けか、神の遊戯か?
アーサーの眼前に広がるのは……!?
目次
- I 月が欠ける時に種をまけ
- II 月は亡霊の母であり、その隠れ家
- III 月欠ける時、王を扉の後ろに横たえ……
- IV 新しい月に抱かれた古い月
製品情報
製品名 | 月食館の朝と夜 奇蹟審問官アーサー |
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著者名 | 著:柄刀 一 |
発売日 | 2017年12月08日 |
価格 | 定価 : 本体920円(税別) |
ISBN | 978-4-06-299116-2 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社ノベルス |