内容紹介
市子は、同級生の葛葉芹香、田口楓と生まれて初めて遊園地へやって来た。絶叫マシンにティーカップ、お化け屋敷。アトラクションを回るうち、三人は位相の違う場所に辿りついてしまう。シリーズ短編4編を収録。
おかっぱ頭で黒縁眼鏡、一見地味な中学生・出屋敷市子。しかし眼鏡を外せば、緑色の瞳をした美少女。そのうえ彼女神から遣わされた妖怪の類が80以上もついている、まったく平凡ではない14歳。人とは違う出自の彼女には、実は普通の経験がまったくないのだった。
目次
- 「地獄の釜の蓋が開く」とは「鬼だって盆は休む」という意味である
- 正体を知らなくても恋愛はできる
- 大切なものは目に見えないと言うのは簡単だけど
- 貴方の人生は私のものではないのか
- 参考文献
製品情報
製品名 | レベル96少女、不穏な夏休み |
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著者名 | 著:汀 こるもの |
発売日 | 2016年11月09日 |
価格 | 定価 : 本体920円(税別) |
ISBN | 978-4-06-299088-2 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 264ページ |
シリーズ | 講談社ノベルス |