政府はこうして国民を騙す

セイフハコウシテコクミンヲダマス
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政府はこうして国民を騙す
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内容紹介

「オフレコ」や「リーク」を自らの「相場観」を広めるためのツールとして使いこなす官僚たち。そんな役所側の思惑を知らず、オフレコ取材を日常的に繰り返し、リーク情報をありがたがって事実を歪める記者たち。「かつて私は財務省の忠実なポチだった」と告白する筆者だからこそ見破ることができ、そして書くことができる驚くべき「霞が関とメディアの本当の関係」。これを知れば、新聞の読み方、ニュースの見方が劇的に変わる!


「オフレコ」や「リーク」を自分たちの「相場観」を広めるためのツールとして使いこなす官僚たち。そんな役所側の思惑を知らず、オフレコ取材を日常的に繰り返し、リーク情報をありがたがる記者たち――。「かつて自分は財務省の忠実な下僕=ポチだった」と告白する筆者だからこそ見破ることができ、そして書くことができる驚くべき「霞が関とメディアの本当の関係」。これを知れば、新聞の読み方、ニュースの見方が劇的に変わる!
WEBマガジン「現代ビジネス」の大人気連載から最重要原稿を抜粋し、さらに連載後の状況変化に対応したコメントを大幅に加筆。「オフレコ破り」をめぐる経産省広報室長との白熱のバトル、「失言」で更迭された大臣への直撃取材で分かった閣僚交代の本当の理由、不勉強なメディアが易々と官僚に騙されるプロセス、国民負担最小化を謳いながら東京電力救済に走る枝野幸男経産大臣の計算などなど、新聞・テレビでは報じられることのない舞台裏が赤裸々に明かされる。
いまやツイッターのフォロワー数3万8000人を誇り、連載がサイトにアップされると、瞬く間にリツイートが拡散される「カリスマ新聞記者」が放つ政府&メディア解剖の切れ味は他の追随を許さない。政府の狙いを見抜き、ニュースを正しく知って確かな判断をするために、今こそ読むべき一冊。

目次

  • 第1章 情報操作は日常的に行われている
  • 1 資源エネルギー庁長官が「オフレコ」で漏らした本音
  • 2 「オフレコ破り」と抗議してきた経産省の「脅しの手口」
  • 3 今度は東京新聞記者を「出入り禁止」に! 呆れ果てる経産省の「醜態」
  • 4 取材から逃げ回る経産省広報と本当のことを書かない記者
  • 5 事実を隠蔽する経産官僚の体質は「原発問題」と同根である
  • 6 辞任した鉢呂経産大臣の「放射能失言」を検証する
  • 7 「指揮権発動」の背景には何があったのか 小川敏夫前法相を直撃
  • 8「陸山怪事件でっち上げ捜査報告書」を書いたのは本当は誰なのか
  • 7 「捜査報告書問題」のデタラメ処分にみる法務・検察の深い闇
  • 第2章 政府は平気で嘘をつく
  • 1 経産省幹部が封印した幻の「東京電力解体案」
  • 2 東電の資産査定を経産官僚に仕切らせていいのか
  • 3 賠償負担を国民につけ回す「東電リストラ策」の大いなるまやかし
  • 4 お手盛りの「東電救済」 政府はここまでやる
  • 5 国民には増税を押しつけ、東電は税金で支援。これを許していいのか
  • 6 資金返済に125年! 国民を馬鹿にした政府の「東電救済策」
  • 7 不真面目極まりない枝野経産相の国会答弁
  • 8 「東電国有化」のウラで何が画策されているか
  • 9 原子力ムラの「言い分」を鵜呑みにしてはいけない
  • 10 大飯原発再稼働 政治と官僚の迷走ここに極まれり
  • 11 様変わりした抗議行動 反原発集会で感じた新しい動き
  • 12 野田政権が決めた「原発ゼロ」方針は国民を欺く情報操作である
  • 13 東電のギブアップ宣言
  • 第3章 迷走する政治、思考停止したメディア、跋扈する官僚
  • 1 いい加減、財務省べったりの「予算案報道」はやめたらどうか
  • 2 増税まっしぐら! 財務省の「メディア圧力」
  • 3 日銀のインフレ目標導入でメディアの無知が露呈した
  • 4 官僚たちがやりたい放題! 野田政権野田政権「日本再生戦略」には幻滅した
  • 5 増税に賛成したメディアは自らの不明を恥じるべきだ
  • 6 もはや用済みの野田首相が財務省にポイ捨てされる日
  • 7 年内解散を的中させた私の思考法を公開する
  • 8 安倍自民党総裁の発言を歪めたメディアの大罪

製品情報

製品名 政府はこうして国民を騙す
著者名 著:長谷川 幸洋
発売日 2013年01月19日
価格 定価 : 本体952円(税別)
ISBN 978-4-06-295205-7
判型 新書
ページ数 264ページ
初出 「ニュースの深層」2010年12月24日付~2012年11月23日付 単行本にあたり抜粋、修正をした。

著者紹介

著:長谷川 幸洋(ハセガワ ユキヒロ)

1953年生まれ。慶應大学経済学部卒。1977年に中日新聞社入社。東京本社(東京新聞)経済部勤務、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院、ブリュッセル支局長などを経て、現在は東京新聞・中日新聞論説副主幹。2005年から08年まで財政制度等審議会臨時委員、06年から09年までは政府税制調査会委員も務めた。テレビ朝日系列『朝まで生テレビ!』、BS朝日『激論!クロスファイア』、読売テレビ系列『たかじんのそこまで言って委員会』などにも出演。大阪市人事監察委員会委員長でもある。
『日本国の正体 政治家・官僚・メディア 本当の権力者は誰か』(講談社)で09年の山本七平賞受賞。著書はほかに『官僚との死闘七〇〇日』『官邸敗北』『経済危機の読み方』(いずれも講談社)などがある。

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