内容紹介
「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく会社。なぜ、1億円。なぜ、100人も必要なのか。警察と“関係者”たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていく。「罪」に期限はあるのか――乱歩賞作家が圧倒的な読み味で描く、受賞後第一作、大藪賞候補の文庫化。
「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」
無断欠勤を続けていた村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく、会社に掛けてきたのか。なぜ、1億円なのか。なぜ、100人も必要なのか。警察と“関係者”たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていく――。
「罪」に期限はあるのか――乱歩賞作家が圧倒的な読み味で描く、史上最速の受賞後第一作、大藪春彦賞候補の文庫化。
目次
- プロローグ
- 一部
- 二部
- 三部
- 四部
- 五部
- エピローグ
製品情報
製品名 | ロスト |
---|---|
著者名 | 著:呉 勝浩 |
発売日 | 2018年01月16日 |
価格 | 定価 : 本体920円(税別) |
ISBN | 978-4-06-293846-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 624ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2015年12月、小社より単行本として刊行されたものです。 |