内容紹介
二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。
-堂-シリーズは、今では通常の名探偵シリーズにはない展開をみせている。
――円堂都司昭(文芸・音楽評論家 解説より)
館と天才たちと奇行の探偵、再び。第二弾開幕!
二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。
目次
- 第I章 湖畔へ
- 第II章 犯人は僕だ
- 第III章 犯人は彼か
- 第IV章 犯人は誰だ
- 第V章 犯人は君だ
- 第VI章 湖畔で
- 文庫版あとがき
製品情報
製品名 | 双孔堂の殺人 ~Double Torus~ |
---|---|
著者名 | 著:周木 律 |
発売日 | 2016年12月15日 |
価格 | 定価 : 本体800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-293548-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 448ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | この作品は2013年8月講談社ノベルスとして刊行されました。講談社文庫刊行にあたって加筆修正されています。 |