内容紹介
妻の中学時代の同級生――親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?
目次
- 第六章 帰ってきたエーちゃん(承前)
- 第七章 嵐の授業参観
- 第八章 瑞雲先生、落涙す。
- 第九章 美嘉の闘い、マリアの旅立ち
- 第十章 屋上最終決戦!
- 最終章 希望ヶ丘よ永遠なれ
- エピローグ 赤い夕陽がこの街染めて
- 講談社文庫版のためのあとがき
製品情報
製品名 | 希望ヶ丘の人びと(下) |
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著者名 | 著:重松 清 |
発売日 | 2015年11月13日 |
価格 | 定価:814円(本体740円) |
ISBN | 978-4-06-293259-2 |
判型 | A6 |
ページ数 | 432ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2011年5月、小学館文庫として刊行されました。 |