清正を破った男

講談社文庫
キヨマサヲヤブッタオトコ
  • 電子あり
清正を破った男
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内容紹介

戦国時代末期、九州では島津勢が猛威を振るっていた。肥後の一豪族・木山弾正の居城にも島津の大軍が押し寄せる。城を枕に討ち死にか、それとも軍門に下ってしまうか。だが弾正は決意する。選んだ道は、敵の包囲網を突破して、義兄のいる天草へ落ち延びることだった。無事脱出に成功した弾正だが、時代はさらに変転する。弾正は九州の新たな支配者、太閤秀吉の奮う権勢にどう対峙するのか? 傑作戦国時代小説。


逃げない、退かない。矢野隆の描く熱い漢(おとこ)を見て欲しい。―葉室麟

武勲か愛か。闘将・加藤清正に挑んだ勇者がいた。

安土桃山時代末期、九州では島津勢が猛威を振るい、大友や龍造寺を倒して、もはや敵なしという勢いだった。肥後の一豪族・木山弾正の居城にも島津の大軍がついに押し寄せてきた。城を枕に討ち死にか、それとも軍門に下って自らの生殺与奪の権を敵に委ねるか。だが弾正は決意する、どちらも選ばないことを。選んだ道はただひとつ。敵の包囲網を突破して、義兄のいる天草へ落ち延びることだった。弾正には父祖伝来の土地や武士の意地を守るために、妻子や家臣を犠牲にすることができなかったのだ。無事脱出に成功した弾正は、その後、一介の客将として天草に逼塞する。そして、時代はさらに変転、九州の新たな支配者には太閤秀吉が君臨し、肥後の国主として半国ずつ小西行長と加藤清正が任じられる。安寧の地を勝ち得たに見えた弾正に、またしても予期せぬ転機が訪れようとしていた──。

製品情報

製品名 清正を破った男
著者名 著:矢野 隆
発売日 2015年01月15日
価格 定価:880円(本体800円)
ISBN 978-4-06-293010-9
判型 A6
ページ数 384ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 講談社より2012年10月に、『西海の虎 清正を破った男』として刊行されたものを改題しました。

著者紹介

著:矢野 隆(ヤノ タカシ)

1976年福岡県久留米市生まれ。2008年『蛇衆』にて第21回小説すばる新人賞を受賞。『無頼無頼ッ!』『兇』『勝負!』など、骨太な文体と新しい感覚を併せ持つ時代小説を執筆して注目される。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『鉄拳 the dark history of mishima』といった、ゲームのノベライズ作品も手掛ける。伊東潤、葉室麟、上田秀人、冲方丁など人気歴史小説作家による戦国時代小説アンソロジー『決戦! 関ヶ原』にも参加した、期待の歴史時代小説家。

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