内容紹介
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目次
- 序章 「東アジア」を疑う
- 黄帝紀元と神武紀元の乱反射
- 経済発展がもたらした逆説
- 「東アジア」は自明のものか?
- 第一章 華夷思想から明帝国へ.
- 「万里長城」は何のためにあるのか
- 華夷思想とは何か
- 「中華帝国」明の朝貢貿易システム
- 第二章 内陸アジアの帝国
- 清の興隆
- 明の崩壊と北京遷都
- 未曾有の版図とチベット仏教
- 第三章 盛世の闇
- 悩める雍正帝
- 『大義覚迷録』の差別批判
- 崩れゆく誇り
- 第四章 さまよえる儒学者と聖なる武力
- ポタラの甍にかかる影
- 経世儒学への脱皮
- 第五章 円明園の黙示録
- 東西文明の出会い方
- 英国のアジア政策とアヘン戦争
- 太平天国とアロー号戦争の曲折
- 洋務運動の時代
- 近代東アジア史の序幕
- 第六章 春帆楼への茨の道
- 近代史の傷口を歩く
- 万国公法への「適応」
- 「未知の国家」日本の出現
- 露仏との緊張と曾紀沢の主権国家論
- 朝鮮問題と日清戦争への道
- 終章 未完の清末新政
- 自強のうねり
- 義和団事変・日露戦争の衝撃
- 瓦 解
- あとがき
- 学術文庫版のあとがき
- 参考文献
- 年表
- 主要人物略伝
- 索引
製品情報
製品名 | 興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷 |
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著者名 | 著:平野 聡 |
発売日 | 2018年01月13日 |
価格 | 定価:1,386円(本体1,260円) |
ISBN | 978-4-06-292470-2 |
通巻番号 | 2470 |
判型 | A6 |
ページ数 | 400ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、2007年10月、「興亡の世界史」第17巻として小社より刊行されました。 |