内容紹介
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目次
- 一 宗易ある時、集雲庵にて茶湯物語ありしに
- 二 宗易へ茶に参れば、必ず手水鉢の水を
- 三 宗易の物がたりに、珠光の弟子、宗陳・宗悟と
- 四 客・亭主、互の心もち、いかやうに得心して
- 五 露地に水うつ事、大凡に心得べからず
- 六 露地の出入は、客も亭主もげたをはくこと
- 七 小座敷の花は、かならず一色を一枝か二枝
- 八 花生にいけぬ花、狂歌に、花入に入ざる花は
- 九 夜会に花を嫌ふこと、古来の事なりしを
- 一〇 或人、炉と風炉、夏・冬茶湯の心持、極意を
- 一一 暁の火あいとて大事にす。これ三炭の大秘事
- 一二 惣じて朝・昼・夜ともに、茶の水は暁汲たるを
- 一三 易云、暁会、夜会、腰掛に行燈を置くべし
- 一四 易云、雪の会は何とぞ足あと多くならぬやう
- 一五 雪の夜会には、露地の燈籠は凡とぼすべからず
- 一六 ー深三畳と、長四畳、根元を分別すべし
- 一七 小座敷の道具は、よろづ事たらぬがよし
- 一八 名物のかけ物所持の輩は、床の心得あり
- 一九 掛物ほど第一の道具はなし
- 二〇 小座敷の料理は、汁一つ、さい二か・三つか
- 二一 飯台はつくゑのごとくして
- 二二 葉茶壺、小座敷にもかざることあり
- 二三 捨壺といふ事あり。小嶋屋道察に真壺を
- 二四 風炉にて炭所望して見る事なし
- 二五 つるべはつくばひて下にをき、その所を
- 二六 真の手桶は手を横に置、つるべは手を竪にをけ
- 二七 不時の会には、いかにも秘蔵の道具など
- 二八 小座敷の花入は、竹の筒、籠・ふくべなどよし
- 二九 めんつのこぼし、とぢ目を前にせよ
- 三〇 せい高き茶入は袋を下へ、ひきゝ茶入は
- 三一 野がけ・狩場などにて茶会を催すことあり
- 三二 野がけは就中、その土地のいさざよき所にて
- 三三 紹鴎わび茶の湯の心は、新古今集の中
- 三四 右覚書、心得相違も候はゞ
- 立花実山の獄中日記『梵字艸』『南方録』の出現
製品情報
製品名 | 利休聞き書き 「南方録 覚書」 全訳注 |
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著者名 | 訳:筒井 紘一 |
発売日 | 2016年07月12日 |
価格 | 定価:924円(本体840円) |
ISBN | 978-4-06-292375-0 |
通巻番号 | 2375 |
判型 | A6 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本『すらすら読める南方録』は、2003年に小社より刊行されました。 |