内容紹介
+ もっとみる
目次
- プロローグ 京の扇
- 第一部 現代の職人── 一九五〇年代
- 第一章 京の職人
- 青銅の鏡/京の鏡師/日本の扇/鏡と扇/ある仏師/仏像のつくり方
- 第二章 金沢の職人
- 加賀象嵌/ある刺繍師/蒔絵師の話
- 第三章 忘れられた職人
- タタラの職人/最後のタタラ職人
- 第四章 漆の仕事
- 漆の運命/輪島の塗師/会津の塗師/カシューの塗装
- 第五章 やきものの世界
- 丹波のやきもの/機械と道具/薩摩のやきもの/京のやきもの/量産のやきもの
- 第二部 現代の職人── 一九七〇年代
- 第一章 工業社会のなかに
- 技術革新時代に蘇える手仕事/脱皮・変貌する職人たち/伝統技術者育成の問題点/伝統産業の方向
- 第二章 墨──奈良
- 第三章 漆塗り──輪島
- 第四章 たんす──岩谷堂
- 第五章 鯉のぼり──加須
- 第六章 そうめん──揖保
- 第七章 竹細工──大分
- 第八章 傘とちょうちん──岐阜
- 第九章 べっ甲細工──長崎
- 第十章 藍染──出雲
- 第十一章 鬼瓦──菊間
- 第十二章 琴──伊丹
- 第三部 歴史の流れ
- 第一章 中世の職人
- 歌合の職人/屏風絵の職人
- 第二章 江戸時代の職人
- 四民の制度/職人社会/徒弟制度/職人気質
- 第三章 明治の職人
- 職人社会の変革/職人から芸術家へ/職人から経営者へ/清水喜助の進出
- エピローグ ふたたび現代で
- 職人を取り巻く誤解と錯覚/伝統的な手仕事の新しい位置づけ
- 付 喜多院職人尽屏風絵解
製品情報
製品名 | 日本の職人 |
---|---|
著者名 | 著:吉田 光邦 |
発売日 | 2013年07月11日 |
価格 | 定価:1,155円(本体1,050円) |
ISBN | 978-4-06-292182-4 |
通巻番号 | 2182 |
判型 | A6 |
ページ数 | 336ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 原本は、1976年に角川書店より刊行された。 |