関西弁講義

講談社学術文庫
カンサイベンコウギ
  • 電子あり
関西弁講義
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 【第一講】関西弁との出会い
  • 【第二講】二〇〇〇万人の関西弁
  •  1 「言語」か「方言」か/2 二一世紀の関西弁へ
  • 【第三講】関西弁の音声学
  •  1 五十音を学ぶ/2 複雑なアクセントを楽しむ/3 動詞の発音にしたしむ/4 イントネーションを感じる
  • 【第四講】関西弁の統語論
  •  1 助詞―関西弁独特の法則/2 否定形―歴史が生んだ多様性/3 可能形―細分化する表現/4 条件表現―「れば」への違和感/5 使役形省略を好む風土/5 使役系/6 敬語―京都・大阪対神戸/7 命令形―やわらかい表現・強い表現
  • 【第五講】関西弁のボキャブラリー
  •  1 ようわかっとんか、自分/2 あ、そうなんや/3 鈴木さん、鈴木はん/4 飴ちゃん/5 大阪で生まれた女やさかい/6 一回生/7 お腹が減った/8 今日の仕事はえらかった/9 まる、ぺけ問題/10 ごもく、ぶたまん、シャベル
  • 【第六講】関西弁の歴史
  •  1 日本とと関西弁の歴史/2 有史以前―東と西/3 奈良時代―「あづまの国」と中央/4 平安時代―漢音が与えた衝撃/5 鎌倉時代―権力と言葉/6 室町、安土桃山時代―「関西弁らしさ」の獲得/7 江戸時代―逆転した力関係/8 明治以降―標準語の制定
  • 【第七講】いくつもの日本語
  • 参考文献/あとがき/文庫版あとがき

製品情報

製品名 関西弁講義
著者名 著:山下 好孝
発売日 2013年07月11日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-292180-0
通巻番号 2180
判型 A6
ページ数 264ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、2004年に小社より刊行された。

著者紹介

著:山下 好孝(ヤマシタ ヨシタカ)

1956年、京都市伏見区生まれ。神戸市外国語大学大学院外国語学研究科(イスパニア語学)修士課程修了。北海道大学留学生センター教授。専門はスペイン語学、関西弁学、日本語学、日本語教育。共著に『日本語初歩練習帳』(凡人社)、『「読み」への挑戦』(くろしお出版)、『朝日新聞で日本を読む――中・上級日本語読解教材』(くろしお出版)、単著に『先生と学ぶスペイン語』(同学社)などがある。

オンライン書店で見る