内容紹介
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目次
- まえがきに代えて 哲学と文学を横断すること
- 1
- <ポストモダニスト>吉本隆明
- 柄谷行人、予言の呪縛
- 原罪論――廣松渉とともに
- 掙扎の無思想――竹内好のナショナリズム
- 丸山眞男ファシズム論のネガ
- トカトントンをふりはらう――丸山眞男と太宰治
- 2
- 明治の精神と心の自律性――漱石『こゝろ』講義
- 啄木を通した9・11以降――「時代閉塞」とは何か
- ブルカニロ博士の消滅――賢治・大乗仏教・ファシズム
- 三島由紀夫、転生の破綻――『金閣寺』と『豊饒の海』
- 男はなぜ幼子を抱いたのか――埴谷雄高『死霊』論
- 村上春樹『アンダーグラウンド』は何を見ようとしたのか
- 世界を見る眼――村上春樹『アフターダーク』を読む
- 3
- 巫女の視点に立つこと
- まれびと考――折口信夫『死者の書』から
- 原本あとがき
製品情報
製品名 | 近代日本思想の肖像 |
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著者名 | 著:大澤 真幸 |
発売日 | 2012年03月13日 |
価格 | 定価:1,210円(本体1,100円) |
ISBN | 978-4-06-292099-5 |
通巻番号 | 2099 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 2005年、紀伊國屋書店より刊行された「思想のケミストリー」に「<不気味なもの>の政治学」(新書館、2000年)所収論文二編を追加し、改題し、再編集したもの。 |