内容紹介
生誕150年に贈る漱石入門の決定版! 気になっているのになかなか入っていけない漱石の作品世界の「読み方」をやさしくナビします!日本人なら一度は作品を触れたことがあるのに、なかなか深く味わえない「文豪」の波乱に満ちた生涯と、周辺人物の興味深い人間模様、そして生み出されてきた代表的著作を出口先生が12作品セレクトして、作品を面白く読み解くポイントを丁寧に解説。これで、漱石はすっきりわかる!
生誕150年に贈る漱石入門の決定版! 気になっているのになかなか入っていけない漱石の作品世界の「読み方」をやさしくナビします!
日本人なら一度は作品を触れたことがあるのに、なかなか深く味わえない「文豪」の波乱に満ちた生涯と、周辺人物の興味深い人間模様、そして生み出されてきた代表的著作を出口先生が12作品セレクトして、作品を面白く読み解くポイントを丁寧に解説します。これで、漱石はすっきりわかる!
次の「漱石セレブレイト・イヤー」は没後150年=2056年、生誕200年は2057年です。49年はもう待てないですよね! 「漱石を読む最後のチャンス」にこれ以上の最適本はありません! せっかく日本人に生まれながら、こんなに深くて、面白いものを読まずには死ねません!
目次
- 第一章 漱石のここがすごい!
- 激変する世の中で変わらないものがある
- 漱石との対話があなたの世界を深める
- 視点を変えれば世界が異なって見える
- 心臓を貫く言葉の重さがすごい!
- 普通の人が突然悪人に変わるから人間は信用がならない
- 一瞬という変更できない時間
- 漱石は「告白」場面もすごい!
- 世界が変わる一瞬
- 日常に潜む不穏な緊張感
- すべてが生死をかけた闘いであった
- 漱石にとっての宗教と罪
- 通り過ぎるだけの、人と人との関係
- 淋しくて精神に異常をきたした娘の話
- パオロとフランチェスカの恋愛
- 第二章 漱石はこう読め!
- 吾輩は猫である
- 坊っちゃん
- 草枕
- 夢十夜
- 三四郎
- それから
- 門
- 思い出す事など
- 彼岸過迄
- 行人
- こころ
- 道草
製品情報
製品名 | 知っているようで知らない夏目漱石 |
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著者名 | 著:出口 汪 |
発売日 | 2017年10月20日 |
価格 | 定価:990円(本体900円) |
ISBN | 978-4-06-291507-6 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社+α新書 |