内容紹介
「沖の石の讃岐以外は悉皆非代表歌、式子と定家とあと二、三人を除けば、他は一切凡作――」。定家の百人一首が「凡作」揃いだとの批判は多い。だがあえて定家と同じ人選で、まったく別の「百人一首」を編んだ強者はいない。本書は前衛歌人・豪腕アンソロジストが放つ、定家への挑戦状である。どちらが秀歌か。読者ひとりひとりの判断を待つ。
製品情報
製品名 | 新撰 小倉百人一首 |
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著者名 | 著:塚本 邦雄 |
発売日 | 2016年11月11日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-290327-1 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は、『塚本邦雄全集・第十四巻』(1999年8月 ゆまに書房刊)を底本として使用し、適宜『塚本邦雄新撰小倉百人一首』(1980年11月 文藝春秋刊)を参照しました。 |