ザボンの花

講談社文芸文庫
ザボンノハナ
  • 電子あり
ザボンの花
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内容紹介

家庭や生活のいとおしさ。生活を愛し慈しみ、多くの人の心をつかんだ庄野文学の「家庭小説」の始まりであり、のちに名作『夕べの雲』に発展していく魅力の長篇小説ーー『ザボンの花』から庄野潤三独特の家庭小説が始まる。これは、著者にとって最初の長篇小説であり、麦畑の中の矢牧家は、彼がまさに創りつつある、新しい家庭であり、生活を愛し育んでいく本質と主張を、完成度の高い文学作品にしあげている。一生のうち、書くべき一番いい時に書かれ、やがて『静物』『夕べの雲』へ続く作品群の起点でもある。

製品情報

製品名 ザボンの花
著者名 著:庄野 潤三
発売日 2014年04月11日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-290228-1
判型 A6
ページ数 336ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 講談社「庄野潤三全集 第二巻」(昭和48年8月刊)を底本とし、多少ふりがなを調整した。本文中明らかな誤記、誤植と思われる箇所は正したが、原則として底本に従った。

著者紹介

著:庄野 潤三(ショウノ ジュンゾウ)

庄野潤三(しょうの・じゅんぞう 1921.2.9~2009.9.21) 小説家。大阪生まれ。大阪外国語学校在学中にチャールズ・ラムを愛読。九州帝国大学卒。1946年、島尾敏雄、三島由紀夫らと同人誌を発行。教員、会社員を経て小説家に。55年「プールサイド小景」で芥川賞受賞。57年から1年間、米国オハイオ州ガンビアの毛に音大学で客員として過ごす。60年、『静物』で新潮社文学賞、66年『夕べの雲』で読売文学賞、71年『絵合せ』で野間文芸賞を受賞。芸術院会員。80年ロンドン訪問。80代に入った2000年以降も毎年刊行された一家の年代記的作品は、世代を超えた多数の愛読者をもつ。『庄野潤三全集』(全10巻)ほか著書多数。

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