内容紹介
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
目次
- 序章 生命の糸・DNA
- 第一章 生命と非生命
- 第二章 情報の保存と絶え間なき変革
- 第三章 不敗の戦略
- 第四章 幸運を蓄積する「生命」という情報システム
- 第五章 生命と文明
- 終章 絡み合う「2本の鎖」
製品情報
製品名 | 生命のからくり |
---|---|
著者名 | 著:中屋敷 均 |
発売日 | 2014年06月18日 |
価格 | 定価:924円(本体840円) |
ISBN | 978-4-06-288268-2 |
通巻番号 | 2268 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 208ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |