知識人は、怒れる若者に希望を語れるか。サブカルチャーは人を救えるか。言葉は無力か。 僕らはどんな時代を生きているのか。 「わかりあう」つもりのない二人が、国家論、表現論まで、徹底的に論じあう。 【目次】 第1章──消費の変容 第2章──言論の変容 第3章──おたく/オタクは公的になれるか 終章──秋葉原事件のあとで
物語消費論 「ビックリマン」の神話学
ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア
OTAKUエリート
萌えの研究
ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会