ナックの声が聞きたくて! “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士

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  • 電子あり
ナックの声が聞きたくて! “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • イルカがしゃべった!?/動物と話したい
  • 【第一部】イルカと話したい! 
  • 第1章 ナックとの出会い
  • 「だれと」話そうか/運命的な偶然/カナダ生まれのシロイルカ/マリンシアターの三頭/“スーパー・ベルーガ”ナック
  • 第2章 イルカって、どんな動物?
  • 「イルカ」という動物/イルカの祖先/水に入って得たもの、失ったもの/イルカならではの特徴/群れのイルカ/大きな脳/イルカを研究する/船酔いと研究
  • 【第二部】ナックといっしょに実験!
  • 第1章 イルカから見た世界――ヒトと同じように理解できるか
  • ことばを教える前に/イルカの視力/色はわかるのか/形はどう見えているのだろう/くるくる回って見える?/イルカも錯覚を起こす?/数がわかるイルカ/思い込みが招いた失敗
  • 第2章 ものをあらわす「記号」を教えたい
  • 実験はいつやるの?/機嫌が悪いと……/ものには「名前」がある/新メンバーは「フンタッチャブル」/単語の覚え方/まずは見慣れたものから/実験場所はマリンシアターの空気中/フィンを記号であらわす/マスクは「R」/いちばん強いのはだれ?/「その逆」ができない!?/イルカの経験のせい/
  • 第3章 ものの名前を“ナック語”で呼ぶ
  • “ナック語”を決めよう/「答えなさい」の赤いライト/ナックはなにを食べてるの?/フィンをあらわす鳴き方/ものによって鳴き分けさせる/リスニングテスト/餌をもらえないのに/ナックの応用力
  • 第4章 「読める」ようになったナック
  • バケツと長グツも記号であらわせた/一〇年後の奇跡?――「勉強すれば賢くなる」/「読める」イルカの完成/すばらしい記憶力/実験が楽しくて/読んだり、しゃべったり……
  • 第5章 「ツゥ、カァ、サッ!」
  • イルカはマネ上手/マネを覚えたナック/ヒトの声をマネできた/「ツゥ、カァ、サッ」
  • おわりに~ナックと話す日

製品情報

製品名 ナックの声が聞きたくて! “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士
著者名 著:村山 司
発売日 2014年07月11日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-287006-1
判型 四六
ページ数 178ページ
シリーズ 世の中への扉

著者紹介

著:村山 司(ムラヤマ ツカサ)

1960年、山形県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。農学博士。水産庁(現・水産総合研究センター)水産工学研究所、東京大学を経て、現在、東海大学海洋学部教授。主に飼育下のイルカを対象として、視覚能力や認知機構の解明に取り組んでいる。主な著書に『イルカが知りたい どう考えどう伝えているのか』『海に還った哺乳類 イルカのふしぎ』(いずれも講談社)、『海獣水族館』(東海大学出版会)、『イルカの認知科学』(東京大学出版会)などがある。

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