王宮の凶手集団「北斗」の首領は、北斗七星第七星、凶星「破軍」と呼ばれる二十歳にも満たない少女・揺光。 自らの手を血で染める運命を呪う彼女が、一人の女の子として愛してしまったのは敵国の公子だった。 だが、父である王の命令は彼の処刑!! 瑞々しい感性で描く、心ふるえるラブファンタジー。 二〇〇八年下期、ホワイトハート新人賞受賞作!