美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語

青い鳥文庫
ビジョトヤジュウナナツノウツクシイオヒメサマモノガタリ
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美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語
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内容紹介

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目次

  • 美女と野獣
  • 白雪姫
  • 灰まみれ
  • マレーン姫
  • ラプンツェル
  • いばら姫
  • 人魚姫
  • 著者紹介

製品情報

製品名 美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語
著者名 作:ボーモン夫人 訳:巖谷 國士 作:グリム兄弟 訳:池田 香代子 作:アンデルセン 訳:立原 えりか 絵:佐竹 美保
発売日 2017年03月10日
価格 定価:682円(本体620円)
ISBN 978-4-06-285613-3
判型 新書
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社青い鳥文庫

著者紹介

作:ボーモン夫人(ボーモンフジン)

ボーモン夫人(1711年~1780年)●
フランスの童話作家。ボーモン氏と離婚したのちイギリスに渡り、教師をつとめてから、帰国して作家となる。生涯70を超える児童文学の作品を書いた。文体は教科書になるような正しく素直で品のある表現を心がけ、教育的な内容のものが多い。「美女と野獣」は、古くからある言いつたえや先行する作品をもとに、近代童話のさきがけとして1756年に出版されたもので、今日まで人気の作品となった。

訳:巖谷 國士(イワヤ クニオ)

巖谷國士●いわやくにお
フランス文学者、作家、評論家。1943年東京生まれ。20世紀のシュルレアリスムとフランス文学、美術のほか、17~18世紀の昔話、おとぎ話の研究者として名高い。『ながぐつをはいたねこ』『眠れる森の美女』『サンドリヨン』など、ペローをはじめとするフランスの昔話や童話の翻訳を多く手がけ、『扉の国のチコ』などの絵本作者としても知られる。写真家、旅行家としての顔も持ち、旅を物語る著書も多い。

作:グリム兄弟(グリムキョウダイ)

グリム兄弟●
19世紀にドイツで活躍した文学者のヤーコブ・グリム(1785年~1863年)とヴィルヘルム・グリム(1786年~1859年)の兄弟。裕福な家に生まれたが、父の死で困窮、親族の援助で大学に学び、優秀な成績をおさめた。兄は法律家としての活動でも知られる。ドイツ各地の古い民話を収集し、創作を加えて『グリム童話集』としてまとめた。160以上の言語に翻訳されたと言われ、世界中で読まれている。

訳:池田 香代子(イケダ カヨコ)

池田香代子●いけだかよこ
ドイツ文学者。1948年東京生まれ。東京都立大学卒業後、ドイツ・エアランゲン大学に留学。『猫たちの森』(ピリンチ)の翻訳で第1回日独翻訳賞を受賞。グリム童話、『ソフィーの世界』(ゴルデル)、『夜と霧』(フランクル)などの翻訳を仕事の中心とするが、『ベルリン・天使の詩』などドイツ映画の字幕も手がけた。著書に『世界がもし100人の村だったら』(6巻シリーズ)など。

作:アンデルセン(アンデルセン)

アンデルセン(1805年~1875年)●
デンマークの童話作家。貧しい家に生まれたが、本人の努力と周囲の助けで大学に入学した。オペラ歌手を目指したが挫折、1835年に小説『即興詩人』を出版し、一躍有名に。その後、童話作家として多くの作品を残した。お話は民話をもとにしたものではなく、自分自身の創作であった。代表作に『マッチ売りの少女』『みにくいアヒルの子』『はだかの王様』など。首都コペンハーゲンに、人魚姫の像がある。

訳:立原 えりか(タチハラ エリカ)

立原えりか●たちはら えりか 
作家。1937年東京生まれ。1959年、自費出版した『人魚のくつ』で第8回児童文学者協会新人賞を受賞し、デビュー。『木馬がのった白い船』『ちいさい妖精のちいさいギター』などの作品を次々に発表した。1961年『でかでか人とちびちび人』で第2回講談社児童文学作品賞受賞。子どもの本を中心に、詩や童話の創作を多く手がける。翻訳も多く、アンデルセン作品にはとくに造詣が深い。童話教室の講師も務める。

絵:佐竹 美保(サタケ ミホ)

佐竹 美保●さたけ みほ
画家。1957年富山県生まれ。SF、ファンタジーを中心に幅広く活躍。おもな作品に『魔女の宅急便』(3)~(6)(角野栄子)、『ハウルの動く城』シリーズ(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、訳=市田泉)、『ヨーレのクマー』(宮部みゆき)などがある。

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