わたし、小川桜子は中学1年生。幼稚園までを過ごした古都・鎌倉の街に、この春、6年ぶりに戻ってきた。新しい友達はできるかな? 勉強についていけるかな? そして--幼なじみで大好きなあの子に、また会えるかな? 期待と不安で、思わず泣いちゃいそうな中学生活がスタートします! 小川桜子は中学1年生。幼稚園までを過ごした古都・鎌倉の街に、6年ぶりに戻ってきた。 社交的な妹にくらべて、姉の桜子は内気で、意見を言うのも苦手なタイプ。そんな桜子が、クラスの行事をつうじて友達との信頼関係を築き、幼なじみの男の子にも自分の想いを伝えていく--。 大切なことは、言葉で、ちゃんと伝えること。上手に言えなくてもいい。気のきいた言葉じゃなくてもいい。伝えたい思いがあるのなら、勇気を出して、言葉にしてみよう。 桜子の心の成長を描く、12か月のストーリー!
3月10日生まれ。魚座のA型。埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。青い鳥文庫、YA! ENTERTAINMENT(いずれも講談社)などに著書があり、10代の少女の人気を集める。エッセー集『児童文学キッチン』、童話『白鳥の湖』のほか漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』(「なかよし」掲載)で、第30回講談社漫画賞を受賞。
6月13日生まれ。双子座のA型。東京都出身。デビュー以来、多くの漫画,さし絵を手がける。講談社青い鳥文庫で人気の「泣いちゃいそうだよ」シリーズのほか、名作『伊豆の踊子・野菊の墓』(川端康成・伊藤左千夫/作 講談社青い鳥文庫)のさし絵も手がけている。
泣いちゃいそうだよ 高校生編