ファベル学園の危機を救うため、たんぽぽたちはついに『ギベール王国』に足を踏みいれた。首都ベルは、さまざまな人種がまざりあっていて、たんぽぽたちも身をひそめながら正統派に対抗する作戦を練っていた。 そんなある日、ゴトケンが町中でつんラギ先生らしい女性を見かけたという。空間移動できないはずのつんラギ先生がなぜギベール王国に? 先生は正統派のスパイなのか--。 たんぽぽとゴトケンは、女性の正体をつきとめるために、正統派の本拠地へ向かう!
佐藤まどか1964年生まれ。1987年にイタリアへ渡り、ミラノのDomus Academyを卒業。イタリア中部のトスカーナ州・シエナ在住。2006年『水色の足ひれ』で第22回ニッサン童話大賞を、『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(講談社)で第28回うつのみやこども賞を受賞。ほかの作品に「ルンピ・ルンピ ぼくのともだちドラゴン」シリーズ(翻訳/集英社)、「マジックアウト」三部作(フレーベル館)などがある。
椋本夏夜2000年に小説『レベリオン 放課後の殺戮者』の挿絵でプロデビュー。小説「しずるさん」シリーズ(富士見書房)の挿絵や、PCゲーム「ソルフェージュ」のキャラクターデザイン、コミック『銃姫 Phntom Pain』(講談社)など、多方面で活躍中。
ファベル学園の危機
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