恵みをもたらすとされているミラクル・ツリー<奇跡の樹>を植え、新たにラテラ国となったグローブの地の再生を願う人々。ところが、太陽はさえぎられたまま、好転のきざしさえない。帰国したシルクは、祖国の現実にがくぜんとする。一方、父が死ぬ間際に言い残した「青き国をたずねよ。」という言葉に、ミラクル・ツリー再生のヒントが隠されていると思うと、いてもたってもいられない。――「青き国」は、実在するのか?
恵みをもたらすとされているミラクル・ツリー<奇跡の樹>の新しい芽を植え、新たにラテラ国となったグローブの地の再生を願う人々。ところが、太陽はさえぎられたまま、不作続きで、好転のきざしさえない。
帰国したシルクは、祖国の現実を見て、がくぜんとする。一方、父が死ぬ間際に言い残した「青き国をたずねよ。」という言葉に、ミラクル・ツリー再生のヒントが隠されていると思うと、いてもたってもいられない。――「青き国」は、実在するのか? いったい、どこに? そんなとき、父の遺品を整理していたシルクたちは、青い石がうめこまれた不思議な短剣を見つける。はたして、この短剣は「青き国」への道しるべとなるのか? だれが敵で、だれが味方かわからないなか、ふたつの盗賊団も王家もねらっているという伝説の青い石を、シルクたちは手にすることができるのか? シルクの恋と冒険をえがきます!
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